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煎茶と靴下、そして薬草

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茶摘み体験がもたらす清々しさ

芸術家は自らが信じることや想い、感覚、感情を社会に交流させようとし、また観る人は「心を動かされる」ことを期待しつつそれら非日常に接して、自らの日常の活性化を図ろうとします。

街の人が茶摘みに参加する場合、あらかじめ香料を含む化粧品を控え、手を洗ってから茶畑に分け入り、若芽を見つけては、その一芯二葉を人差し指と親指の腹の部分で優しく挟んで折り取ってはザルに集めます。
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柔らかい若芽が見当たらなくなった場所にさらに目を凝らすと採り終えたはずなのに、まだまだ発見することが出来たりして自らの注意力の無さを反省したり、単純な作業と思いながらも充実した時が流れていきます。

慌ただしい日常の中では味わえない「集中」は、「リラックス」につながり、どんな贅沢もおよばないと思えるラグジュアリーな時間に浸っている自分に気づいたりします。

若葉が生い茂った茶畑の中のほんの一部の若芽だけが良いお茶の原料になることに驚き、これら茶の木を何年間もかけて育てていく労力に尊敬の念を抱きながら、「お茶」の持つ背景に触れたことで「お茶」に対する理解を深めていく自分に対して満足感を得たりします。

お茶は文化的にも、さまざまな非日常をはらんでいます。
その非日常が、人との出会いや自らの心のリラックスにつながったりします。
そのようなお茶が持つ魅力の探求に人生をかける人がいても不思議ではありません。実際、そのようなお茶づくりの現場を一人でも多くの方に知ってほしいと願い,このたびの茶摘みを企画いたしました。

日常を忘れて、子供の時に戻ったような清々しい気分にひたれることをお約束します。お気軽にご参加ください。
by thesenchatearoom | 2012-04-17 12:22
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